石垣島ダイビングBLOGBLOG & NEWS

コブシメ じっくり観察できたよ!

ファンダイビング 2022/03/18

はいさーい!!店主です!!

今朝は店主 4時起床!! 前線通過による豪雨の音にたたき起こされました~~~~!

というのも我がショップ兼住宅は「トタン屋根」  雨の音やカラスが歩くが響くのです・・・

ま、それ以外は周辺環境含めとっても快適なんですけどね~!!

そんなことはどーでもよく・・・本日も楽しく海にいってまいりましたよ~~!

 

本日 海況は少々しけ模様  名蔵~大崎方面でじっくりダイブでした

石垣の海に見所は数あれど・・・春の旬といえば・・・

このお方 コブシメさんです

大型のコウイカの仲間「コブシメ」  沖縄方言では「クブシミ」と発音します

 

そういえば( ^ω^)・・・

西表島時代 隣のオバーに「小さいクブシミはイカみたいで美味しいさぁ」と言われて

店主「・・・?」 「コブシメはイカじゃないの???」

沖縄の人にとってはクブシミは「コブシメ」  イカは「アオリイカ」等を指すらしいです

つまり、「コブシメは大きくなると肉質が固くなるけど 若いうちは柔らかくアオリイカ並みの美味だよ」って事を言いたかったらしい・・・

因みに離島の人が「沖縄にいくさぁ!」というのは「那覇もしくは本島」を指します。

内地の人間の感覚では「ここも沖縄だろ~~!」と思うのですが・・・

 

沖縄あるあるですねぇ~~

産卵の風景

ところで・・・コブシメの寿命ってどの位?だと思います?

 

答えは1年位!!! そう短いんです!

ピンポン玉大の卵から生まれ、たった1年で大きいものはラグビーボール位の大きさまで成長します

卵~幼体の時期、その生存競争は熾烈を極め、先ずはそれを勝ち抜いたものたちのみ次のステージへ。

大きく強くなり自分の子孫を残す」という生物のミッションを遂行する為に 

更にひたすら「食いデカくなる」を繰り返し成長していきます

そして迎えた決戦の春、ライバルどもを蹴散らし (パシャパシャ写真を撮りまくる我々ダイバーなどガン無視!!)

「オスとメスとの愛の駆け引き」「オス同士のバトル」そして交接を経て受精した卵を一心不乱に「産む」メス・・・

そして己のミッションを終え オスもメスも静かにその一生を終える・・・

「生きるという事の原点」まさにドラマですねぇ! 

左が産卵中のメス 右は見守るオス

ブリーフィングでこんな事を予備知識としてお話していくと、観察はさらに面白くなります!!

楽しく充実したダイビングをガイドできるように・・・店主 明日も頑張ります!!

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